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CREATIVE POINT

周年記念は何をすべき?

目的別のおすすめ施策と
事例を解説!

「周年事業をやることになったけれど、結局何をするのが正解なの?」
「他社がやっていることをマネするだけでいいのかわからない」
そんな周年事業担当者の方も多いのではないでしょうか。
自社の周年をブランディングやビジネスチャンスの機会と捉え、周年事業に取り組む企業が増えています。
しかし、社員や顧客、消費者などのステークホルダーを巻き込み、目的を果たすには、たんなる記念イベントに終わらせず、ターゲットや目的に沿った施策が不可欠です。本記事では、周年事業の目的別に、過去の事例とおすすめの施策を紹介します。
自社の目的を整理し、施策を決定する際のヒントにしてみてください。

POINT

1

周年事業の目的1リブランディング

周年は、企業の成り立ちから現在までを振り返り、唯一無二のストーリーから自社の存在価値を見直す絶好の機会です。さらに、過去の歩みを踏まえながら、「次の⚪️年」の自社らしいあり方を探り、新たなブランドメッセージを生み出す、リブランディングのチャンスでもあります。リブランディングを目的とした周年施策には、以下のようなものがあります。

リブランディングを目的とした周年施策例

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    リブランディングの発表イベント

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    ニュースリリースの発表

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    ロゴ・スローガンの一新

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    VIの刷新

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    特設サイトの設置

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    店舗デザイン、制服、ショップバッグなどの一新

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    新コンセプトの体験イベントの開催

『PLAZA(プラザ)』 60周年リブランディング

HEARTS UP!

“ライフスタイルストア”をうたう『PLAZA(プラザ)』は、2026年の創業60周年に向けたリブランドを実施。新スローガン「HEARTS UP!」を掲げ、日常の心拍数を上げる「ライフモチベートブランド」を体現する施策を、2024年2月から展開しています。リブランドにあたっては、特設サイトの設置、ロゴやショップツール、ストアビジュアルを一新したほか、店舗イベントを開催。買い物カゴではなくギフトボックスを持ってショッピングを楽しんでもらうことで、新スローガンの「HEARTS UP!」を体感してもらう場を創出し、ブランドの新たな魅力を消費者にアピールしました。

【参考】
PLAZA「HEARTS UP!」| https://www.plazastyle.com/heartsup2024/?press=heartsup240220
PR TIMES「リブランディングを体現する最初のアクション「HEARTS UP! SHOPPING」を2024年2月20日(火)~3月3日(日)の期間、PLAZA 東京店にて開催。 プラザスタイル」(2024年2月20日 09時00分)| https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000859.000003436.html

POINT

2

周年事業の目的2インナーブランディング

企業が周年という節目を迎えられるのは、自社の従業員の存在があってこそです。周年を従業員に感謝を伝える機会にするだけでなく、ともに自社の描いた未来を実現するため、従業員と目線を合わせ、足並みをそろえる新たなスタートラインにしてみてはいかがでしょうか。インナーブランディングを目的とした周年施策は、以下のようなものが考えられます。

インナーディングを目的とした周年施策例

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    オフィス・制服の刷新

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    周年誌の発行

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    社内報の発信

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    社員コンペの開催

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    社員表彰式の開催

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    社内イベントの開催

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    ワークショップの開催

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    記念品の制作

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    周年記念ムービーの公開

株式会社アマナ 創業40周インナープロジェクト

Project4(プロジェクト・フォー)

ビジュアルコミュニケーション事業を行う株式会社アマナは2019年、創業40周年を機会とし、社内参加型のプロジェクトを実施。「For the future. 」をスローガンに掲げ、社員自身が「その先の40年につながる仕事や働き方」を発想・実行する取り組みを行いました。プロジェクトでは、社員がチーム形式で自社改善プロジェクトを企画立案。全社イベントでプレゼンを行い、社員の投票形式で採用するプロジェクトを決定。社員が自社の目指すべきゴールを理解し、課題解決に取り組んだこの取り組みは、社内のコミュニケーション活性化やエンゲージメント強化につながったとのことです。

【参考】
amanaINSIGHS「40周年の節目に70名の社員が集結。アマナの次の時代をつくるインナーブランディングプロジェクト(2020 04/22)」| http://ec2-52-198-220-99.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/article/23899/
amanaINSIGHS「白熱したアマナのインナーブランディングイベントとプロジェクト継続に向けた課題(2020 04/23)」| https://insights.amana.jp/article/23896/?_gl=1*fcifls*_ga*NDU3NjA5NTQxLjE3MTA4MjY0MDM.*_ga_81QFD197DT*MTcxMDgyNjQwNC4xLjEuMTcxMDgyNjcwNC4yNy4wLjA.

POINT

3

周年事業の目的3ファンのエンゲージメント強化

周年は、これまでブランドや商品・サービスを支えてくれた特別なファンに感謝を示し、今後も応援してもらうために関係を強化する最適な機会です。また、これまで関わりのなかった顧客にもブランドを理解してもらい、ファンになってもらえる可能性も生まれるでしょう。ファンのエンゲージメント強化につながる施策には、以下のようなものがあります。

ファンのエンゲージメント強化を目的とした周年施策例

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    周年ロゴ・スローガン展開

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    特設サイトの設置

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    周年記念キャンペーンの開催

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    SNSキャンペーンの実施

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    ファン向けイベントの開催

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    新聞広告による告知

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    周年記念ムービーやCMのローンチ

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    記念商品の展開

『Paul Smith(ポールスミス)』 50周年 ファン向け施策

50th Anniversary Capsule Collection

ファッションブランドの『Paul Smith(ポールスミス)』は、2020年に迎えた50周年の節目を記念して、ブランドのファンに向けたさまざまな施策を展開しました。そのひとつが、デザイナーのポール・スミスが過去に手がけたグラフィックプリントを再編集したカプセルコレクションの展開です。過去の歴史に新たな光を当てた本コレクションは、ブランドを支えてきたコアなファンのロイヤリティ向上を実現しました。

POINT

4

周年事業の目的4企業の軸の明確化

周年は、老舗企業にとってこれまでの方針を見直すリブランディングの機会になりえますが、まだ創業まもない企業にとっては改めて自社の方針を定め、企業としての軸を確立するコーポレートブランディングのタイミングとして最適です。目指す場所やメッセージがブレてしまうと適切なブランディングが行えないため、まずは自社のビジョンや存在価値を言語化し、社内に浸透させることに注力しましょう。コーポレートブランディングにつながる施策としては、以下のようなものが挙げられます。

コーポレートブランディングを目的とした周年施策例

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    ミッション・ビジョン・バリュー、パーパスの策定

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    ロゴ・スローガンの作成

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    ブランドメッセージの策定

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    ブランドメッセージを体験できるイベントの開催

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    ブランドメッセージを浸透させる広告を展開

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    名刺やパンフレットなどのツール展開

まとめ

周年事業の効果を最大化するには、
自社のブランディングが必須

今回ご紹介した事例のように、リブランディングやインナーブランディング、社外に向けたエンゲージメント強化の機会として周年記念事業に取り組む企業は増えています。とはいえ、自社のミッション・ビジョン・バリュー、パーパスなどが明文化されておらず、ブランディングが確立されていない状態では、周年記念で達成すべきゴールが定まりません。最初の周年をコーポレートブランディングの機会にしましょう。

周年パートナーでは、企業の課題と目標を踏まえた周年記念イベントのコンセプト設計から、プログラムの企画、各種ツールやノベルティの制作、イベントのディレクションやスケジュール管理まで、トータルでのサポートが可能です。周年記念イベントの運営にお悩みの担当者の方は、お気軽にお問い合わせください。

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